「なんとなく不調」を改善するための提案

このブログでは、自らの経験を踏まえたアイデアを書いていきたいと思います。少しでも改善のためのヒントになれば、と思います。

不調の原因とアプローチ

不調の原因

そもそも不調の原因は何でしょうか。多くの場合ストレスでしょう。

ストレスという用語は、もともと物理学の分野で使われていたもので、物体の外側からかけられた圧力によって歪みが生じた状態を言います。ストレスを風船にたとえてみると、風船を指で押さえる力をストレッサーと言い、ストレッサーによって風船が歪んだ状態をストレス反応と言います。医学や心理学の領域では、こころや体にかかる外部からの刺激をストレッサーと言い、ストレッサーに適応しようとして、こころや体に生じたさまざまな反応をストレス反応と言います。

 

ストレス軽減ノウハウ:2 ストレスとは|こころの耳:働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト(うつ病・自殺対策を含む)|厚生労働省

そして、過剰なストレスから身を守るために身体が常に緊張状態になっていることが不調の原因である考えられます。

ストレスがもたらす反応

ストレッサーによって引き起こされるストレス反応は、心理面、身体面、行動面の3つに分けることができます。心理面でのストレス反応には、活気の低下、イライラ、不安、抑うつ(気分の落ち込み,興味・関心の低下)などがあります。身体面でのストレス反応には、体のふしぶしの痛み頭痛、肩こり、腰痛、目の疲れ、動悸や息切れ、胃痛、食欲低下、便秘や下痢、不眠などさまざまな症状があります。また、行動面でのストレス反応には、飲酒量や喫煙量の増加、仕事でのミスや事故、ヒヤリハットの増加などがあります。

 

ストレス軽減ノウハウ:2 ストレスとは|こころの耳:働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト(うつ病・自殺対策を含む)|厚生労働省

緊張状態で正常な脳の活動が阻害されます。筋肉が強張った状態になり、血液の循環が滞り、消化器系に異常が生じるでしょう。

つまり、前のエントリーで列挙した症状を引き起こすのです。

ストレスから不調へのプロセス

以下の図はストレスから不調へのプロセスを示したものです。

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ストレスを取り除くのは困難

ここで、改善へのアプローチを示したいと思います。このようなストレスにさらされている場合、ストレスを取り除こうというのが一般的なアドバイスになると思います。

つまり、上図の第一段階を改善しようというアプローチです。しかし、生きていく上で避けることのできないストレスはたくさんあるでしょう。簡単に取り除けるものならば誰も苦労はしないのです。

そこで、提案したいのは身体の反応を改善することです。具体的には、脳の修復、筋肉の弛緩、血液の流れを良くすることです。そうすれば不調となった身体・精神・生活面を改善することが出来るでしょう。

この観点から、なるべく普段の生活の中で実行しやすい改善方法を挙げていきたいと思います。